5月31日に開会された、第117回宍粟市議会定例会が終了しました。
今議会では、
山崎南小学校統合改修工事請負契約
消防ポンプ自動車購入契約の締結
物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金(定額減税関係)
低所得者に係る軽減判定所得基準の見直し等について
産業立地促進条例について
等々の一般会計補正予算と各条例改正等の審査を行い、採決を行いました。
また、地方議員のなり手不足対策のために個人の請負額が
法律の改正によって年間300万円まで可能となったため、
法人においても宍粟市の倫理規定を見直すことを全会一致で承認されました。
請負金額などを公表することにより、法律を遵守したうえで市民に疑念を
抱かさない範囲で請負が可能となります。
以下に今定例会で行った、一般質問の概要を記します。
市長 A 患者の医療機能は揺るぎないものとする
質問 大変長かったコロナ禍を経て、医療体制を
守ることがいかに重要かを思い知った。
現在の総合病院については、駐車場の位置が悪い、
診察待ち合いの通路が狭い、トイレは狭く遠い、
入院個室は狭く廊下の幅も狭いといった利用者の
ご意見がある。
これらを検証した上で新病院は検討されているか。
質の高い医療体制を築き上げるため、利用者や
従事者の利便性を考慮した設計となるのか。
市長 新病院の設計は、専門の医療スタッフの
皆さんから意見を聞き、患者さんや医療スタッフの
利便性を考慮し、課題を解消する方向で設計に
反映するよう取り組んでいます。
質問 新病院建設は市の財政が混乱するほどの
ダメージを受けるような計画なのか。
副院長 事業費の高騰により非常に厳しい
経営環境になりますが、病院経営が非常に
不安定になったり、経営破綻するような
計画ではありません。
夏の市民説明会で詳細な説明をしていきます。