活動報告

神吉正男より最新の情報をお届けします。

第121回宍粟市議会 定例会

令和7年3月26日 定例会最終日において、

2025年度一般会計当初予算案が賛成多数で可決されました。

2月26日に開会された第121回宍粟市議会3月定例会ですが、3月11日から14日までの4日間で、一般会計における各部局の事業と、健康保険、水道事業、病院事業等の特別会計について詳細審査を行い、予算委員会で取りまとめた報告書を報告し、全員賛成と賛成多数ですべての議案は可決されました。

その中で、病院事業特別会計予算は修正動議が提出されましたが、反対多数で否決されました。

また、文教民生常任委員長の解任動議が提出されましたが、反対多数で否決されました。

以上で、今会期中に上程されていた計46議案は可決・同意されました。

 

次に、文教民生常任委員会の所管事務調査であった

・総合病院の経営強化プラン

・宍粟市の地域医療の推進に関する事項

・いじめ・不登校に関する事項

3件について委員会の提言書を議長に提出しました。

新病院整備事業については、長期間に渡り委員間討議による議論を行ってきましたが、意見の一致に至らず一定の方向性も定めることはできなかったことを、口頭で報告しました。

審査等にご協力いただいた委員の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

最後に、議長、市長の挨拶を頂き、第121回宍粟市議会 定例会は 閉会されました。

 

2025/03/26   神吉 正男

第119回宍粟市議会 定例会

令和6年11月29日に開会し、各常任委員会に付託されていた

補正予算を含め17議案について、委員長報告を行い、採決を行いました。

私の所属している文教民生常任委員会に付託されていた議案については、

会期中に開催した委員会の中で審査を行いました。

今日はそれらについて委員長報告を行い、質疑・討論の後に、

すべて委員長報告どおり可決されました。

 

補正予算の中で私の委員会の報告の中で一部抜粋をすると、次の内容です。

 

●一宮南中学校やちくさ学校給食センターの空調設備の不具合に対応するための事業費の追加。

●校務用パソコン購入において、完了予定が会計年度を超える見込みであるための繰越明許費。

●生活保護の医療扶助費を認定した入院者数が令和6年10月末で37名で、そのうち長期入院者数は

昨年度比で2名の増加で9名、その中で高齢者は8名であり、医療扶助費増額補正の主な要因は、

入院に伴う医療費の増加と、大きな手術やがん治療のための高額な投薬、また外来受診の増加等であること。

●小中学校の  教職員用校務パソコン378台の更新整備において、令和6年度当初予算を

組替えたことで工期が不足したため、来年度へ繰越しを行うこと。

●お米の単価は1キロ当たり、昨年より87円高い432円となったことと、

夏の猛暑等の影響で特に野菜の価格が5%高騰しているが給食の質を落とさないための補正。

●妊婦健康診査費用が上昇しているので、妊婦の自己負担を軽減するために助成額の引き上げを行うこと。

などです。

 

最後に議長と市長の挨拶をいただき、終了しました。

2024/12/17   神吉 正男

第118回定例会 閉会

8月31日に始まった第118回定例会が、合計22議案を採決し、

本日36日間の会期を終え、本日閉会しました。

 

毎年この9月定例議会には、前年の決算認定が行われます。

今定例会では令和5年度の決算認定を行うために決算委員会が開催されました。

私は決算委員長を担当し、全体の進行と全部局の質疑・答弁と

それらにおける委員会意見などのとりまとめを行い、

令和7年度予算に反映されるよう、報告書を作成し認定されました。

 

 

今日の最終日には、衆議院選挙と県知事選挙の経費5700万円の

補正予算を採決しました。

それから、宍粟総合病院の新築移転計画に対し、

市民合意の上で計画を進めるように求められていた

意見書の採択は、賛成少数で不採択となりました。

 

 

また、会派代表質問では次の質問を市長に行いました。

神吉議員  「これからの街の姿」をどう考えるか  

福元市長 官民協働によって街の魅力を高めていく

 

 質問 魅力あるまちづくりには道路網の整備が必要不可欠である。

播磨山崎郵便局前から山崎自動車教習所前までの市道の全線開通や、

新病院が開院することで、交通の流れが大きく変わるだろう。

スムーズな交通の流れをつくる考え方を伺う。

 

市長 宍粟市中心部の道路網は市街地から放射線状に広がっており、

通過交通が市街地へ流入し交通渋滞を招いていたが、バイパス路線の

整備等により、交通量は減少分散し、解消しつつあります。

今後を見越し、兵庫県や公安委員会とも協議を進めており、スムーズ

な流れの確保に向けて道路整備を検討していきたいと考えています。

 

 

質問 道路網の整備に伴い、沿線地域のあるべき姿と役割を担う

街の姿を、どう考えるか。

 

市長 市民主導による地域づくりは非常に期待できる取組みだと

考えており、人口の流出抑制、誘導、定着につながる環境整備を

共に図り、居心地がよく快適に暮らせる街の形成を目指したい。

 

山崎インター歩行者通路「シソラミチ」や旧山崎幼稚園園舎を

活用する事業は、地域づくりや活性化の拠点として、非常に

期待できる取組みだと考えています。

また町家や小民家を活用した賑わいづくりの取組みは市民主導の

まちづくりであり、行政主導ではなし得ないと思っています。

これらの都市機能を発揮させるために、重要な役割を果たす

基盤整備として、道路網の整備があると改めて感じています。


 

質問 魅力あるまちづくりには道路網の整備が必要不可欠である。

播磨山崎郵便局前から山崎自動車教習所前までの市道の全線開通や、

新病院が開院することで、交通の流れが大きく変わるだろう。

スムーズな交通の流れをつくる考え方を伺う。

 

市長 宍粟市中心部の道路網は市街地から放射線状に広がっており、

通過交通が市街地へ流入し交通渋滞を招いていたが、バイパス路線の

整備等により、交通量は減少分散し、解消しつつあります。

今後を見越し、兵庫県や公安委員会とも協議を進めており、スムーズ

な流れの確保に向けて道路整備を検討していきたいと考えています。

 

 

質問 道路網の整備に伴い、沿線地域のあるべき姿と役割を担う街の

姿を、示していく必要があると考えるがどうか。

 

市長 人口の流出抑制、誘導、定着につながる環境整備を図り、

居心地がよく快適に暮らせる街の形成を目指します。

山崎インター歩行者通路「シソラミチ」や旧山崎幼稚園園舎を

活用する事業は、地域づくりや活性化の拠点として、非常に

期待できる取組みだと考えています。

また町家や小民家を活用した賑わいづくりの取組みは市民主導の

まちづくりであり、行政主導ではなし得ないと思っています。

これらの都市機能を発揮させるために、重要な役割を果たす

基盤整備として、道路網の整備があると改めて感じています。

 

 

以上の詳細は、11月発行の議会だよりに掲載されますので、ご一読ください。

ありがとうございます。

 

2024/10/04   神吉 正男

第117回定例会 閉会

5月31日に開会された、第117回宍粟市議会定例会が終了しました。

 

今議会では、

山崎南小学校統合改修工事請負契約

消防ポンプ自動車購入契約の締結

物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金(定額減税関係)

低所得者に係る軽減判定所得基準の見直し等について

産業立地促進条例について

等々の一般会計補正予算と各条例改正等の審査を行い、採決を行いました。

 

また、地方議員のなり手不足対策のために個人の請負額が

法律の改正によって年間300万円まで可能となったため、

法人においても宍粟市の倫理規定を見直すことを全会一致で承認されました。

請負金額などを公表することにより、法律を遵守したうえで市民に疑念を

抱かさない範囲で請負が可能となります。

 

 

以下に今定例会で行った、一般質問の概要を記します。

 
神吉 Q  新病院設計に必要な備えはできているか
 

市長 A 患者の医療機能揺るぎないものとする

 

質問 大変長かったコロナ禍を経て、医療体制を

守ることがいかに重要かを思い知った。

現在の総合病院については、駐車場の位置が悪い、

診察待ち合いの通路が狭い、トイレは狭く遠い、

入院個室は狭く廊下の幅も狭いといった利用者の

ご意見があ

これらを検証した上で新病院は検討されているか。

質の高い医療体制を築き上げるため、利用者や

従事者の利便性を考慮した設計となるのか。

 

市長 新病院の設計は、専門の医療スタッフの

皆さんから意見を聞き、患者さん医療スタッフの

利便性を考慮し、課題を解消する方向で設計に

反映するよう取組んでいます

 

 

質問  新病院建設は市の財政が混乱するほどの

ダメージを受けるような計画なのか。

 

副院長 事業費の高騰により非常に厳しい

経営環境になりますが、病院経営が非常に

不安定になったり、経営破綻するような

計画ではありません

夏の市民説明会で詳細説明をしていきます

 

 

2024/06/20   神吉 正男

第116回定例会 閉会

本日定例会最終日でした。

 

2024年度一般会計予算は賛成多数で可決されました。

その中では、市の歌の予算を削除する修正案が提出されましたが、否決されました。

病院事業特別会計予算も賛成多数で可決されましたが、

新病院事業の見直しを求める修正案が提出されましたが、否決されました。

本日はこれら11議案すべてが可決されました。

 

創政会の代表質問で私は、

石川県の能登半島地震による被害状況を宍粟市に置き換えた際に必要となる消防団活動における団員報酬などについて質問。

森林セラピーガイドの報酬に森林環境譲与税を財源としてはどうかという提案。

 

 

観光駐車場を催し物の会場としても活用できるようにする考えはないかという質問。

 

以上の3点について質問をしました。

 

全体的に良い答弁が頂けたと感じています。

 

 

 

2月27日に開会し本日まで30日間の第116回定例会は全議案の審査採決が終了し閉会となりました。

 

2024/03/27   神吉 正男

第116回定例会

3月議会が始まりました。

宍粟市の令和6年度予算を審査する議会でもあります。

今日は本会議1日目で43議案が上程され各委員会に付託されました。

2月27日から3月27日までの30日間です。

その間に代表質問、一般質問、予算委員会、

各常任委員会・分科会などが開催されます。

 

今日は43議案の上程理由を市長が述べられ、

即決すべき第16号議案の補正予算を可決しました。

「物価高に苦しんでいる低所得世帯の18歳以下の児童

一人当たり5万円を給付する」議案でした。

 

 

2024/02/27   神吉 正男

第114回宍粟市議会 定例会

11月29日から始まった第114回宍粟市議会が

本日12月19日に閉会しました。

全20議案を21日間で審査して採決を行いました。

 

113号議案は一般会計補正予算です。

自治会振興交付金をはじめ、各施設整備 の工事費と、

多岐にわたる福祉に関する予算、等々

市民生活に欠かせない補正の予算案は、

賛成多数で可決されました。

 

第127号議案は宍粟市で働く「会計年度任用職員」の

時間給料が上げるという議案です。

日給月給の人にとっては良い事で問題ないけど、

扶養の範囲内で仕事をされている時間給の人は

今年の4月まで溯ってさかのぼって増額してしまうと

来年の所得税や健康保険税も増額されてしまうので、

それを防ぐために、来年の収入を調整できるように

来月1月から増額させるという修正案を我々議員から

提案し、可決されました。

 

第128号議案は市議会議員の期末手当の増額について

市民生活に大きな影響を与えている、現在の物価高騰の

社会情勢の中で、我々議員の手当を今回増額する事は、

適当ではないという修正案が可決されました。

 

第132号議案は手数料条例です。

市外に住む宍粟市民が戸籍謄本を必要とするとき、

宍粟市役所以外の市役所(例えば横浜市役所)で

とれるようになります。

逆に市外の人が宍粟市役所でとる事もできます。

その料金について審査し、可決されました。

 

以上これら20議案を採決し終了しました。

 

2023/12/19   神吉 正男

第114回宍粟市議会定例会 一般質問

今日は一般質問です。

大きく分けて次の3点について質問をしました。

 

1,インバウンド受入体制の整備について

2.外国人の宍粟市での生活について

3.海外研修支援事業について

 

観光基本計画に「市にはインバウンドに対応した

観光コンテンツが少ない」とあるが、

外国人観光客の関心は、景色や建造物を

見る観光から、飾らない自然や歴史、

人々の生活へと、変化している。

そこで市の取り組みである「日本一の風景街道」を

光コンテンツに活かせないか。

調査・検証の進捗はどうか。

また、観光案内や飲食店での外国語表記に、

国際交流協会の協力を求めてはどうか。

 

市長調査、検証は進んでおらず、

残念ながら受入体制を整備する方向性は定まっていない。

指摘のとおり、大阪関西万博のフィールドパビリオンで

宍粟市のeバイクと、山城や甲冑、紙漉き和紙や

豆腐作りの体験等を繋げると、すばらしい物語になる。

言語や人がどう関わるかを整理しながら進める

 

副市長多言語化は、観光プラットフォームの中で

国際交流協会との連携を深め対応するよう検討する。

 

 

 

宍粟市において国際的視野を持つ人材育成が求められている。

市の海外研修支援事業を中学生の時期から家族を含めて

関心を深める広報ができないか。

 

市民生活部長現在、市内の3高校と近隣の高校や大学に

報しているが、今年度は中学生とその家族に

紹介・啓発するよう改善する。

 

以上でした。

 

 

2023/12/13   神吉 正男

宍粟市議会112回定例会 6月議会

第112回宍粟市議会6月定例会は、

5月23日から6月20日までの29日間の日程で開催され、

令和5年度一般会計補正予算と、宍粟市税条例の

 

一部改正についてなどの全議案が可決されました。

 

 

第84号議案 令和5年度一般会計補正予算(第3号)

3億4750万2千円の主な内容は、

  • 山崎インター歩行者通路リニューアル事業
  •  
  • 認定こども園施設整備費補助金
  •  
  • 波賀市民協働センター整備工事設計監理業務委託費等の増額
  •  
  • ため池整備計画書作成業務委託の減額
  •  
  • 燃料価格高騰対策路線バス運行支援事業補助金
  •  
  • 燃料価格高騰対策高速バス三宮線運行支援事業補助金
  •  
  • 防犯カメラ設置事業補助金
  •  
  • 省エネ家電買い換え促進事業補助金
  •  
  • 介護・障害福祉サービス事業所等燃料価格高騰対策支援金
  •  
  • しそう住民税非課税世帯価格高騰支援金
  •  
  • しそう低所得世帯価格高騰支援金
  •  
  • 保育施設等燃料価格高騰対策支援金
  •  
  • 医療機関燃料価格高騰対策支援金
  •  
  • 肥料価格高騰対策支援金
  •  
  • 入浴事業者支援金
  •  
  • 宿泊施設省エネ化支援事業補助金
  •  
  • 道路維持作業等委託料

 

 

3月24日に設置決議された新病院整備調査特別委員会は

3か月間16回の委員会を開催し、調査と議論の末に

報告書を完成させました。議会最終日に議長へ提出しました。

詳しくは、8月10日発行の議会だよりと、

ホームページに記載しますので、ご覧ください。

 

2023/06/20   神吉 正男

第112回宍粟市議会 一般質問

 

定例会4日目午後最終に一般質問を行いました。

 

普段の活動の中で、

市民の市政に対する疑問等に対し

研究していますが、その事について

市長の考えを問う機会を本会議において

与えられているのが「一般質問」です。

 

 

今回は

●商店街の老朽化した石畳についてと、

●引原ダムから揖保川における安全策についてを

質問しました。問答の概要を記します。

 

 

 山崎地区商店街の石畳道路は、城下町景観形成の意味において重要である。

   前回の改修には、計画立案を含めて3年かかっている。計画性が必要ではないか?

市長 市が早く打ち出さなければ時間軸がずれてしまう。

   地域の皆さんとコンセンサスをとるため、

   自治会、商店街、各種関係団体との協議を可能な限り早く始める。

 

 

 

 引原ダムの緊急放流時、住民への周知はどうしているか。

市長 「緊急放流」は兵庫県が判断するが、3時間前から

   市へ連絡がある。県は流域でサイレンを流すが、

   市は「しーたん通信」「しそうチャンネル」

   「宍粟防災ネット」で危険性を周知している。 

   自治会へはFAX以外に携帯電話の活用を進めている。

 

 山崎地区の揖保川では降雨時にサイレンが鳴るが、

   何を伝えているのか。その目的を住民に周知できているか。

市長 11分間吹鳴されるサイレンは、荒井土地改良区の

   管理する頭首工ゲート開放による水位上昇を知らせるもので、

   河川からの退避が必要。

   その目的の周知については今後検討をする。

 

 

2023/06/13   神吉 正男
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